借金は1年10ヶ月前に完済しましたが、だいたい13年くらい借金生活をしていたことになります。
完済してから日が経つと当時の恐怖の日々の感覚を忘れそうになるのですが、借金関係のブログを読んでみるとあの感覚が本当にリアルに蘇ってきます。
借金関係のブログは、私が登録しているブログ村の方よりも実はブログランキングという方のランキングサイトの方が今は充実(??)しているみたいです。
債務・借金ブログランキングここには私は登録してないので、このリンクをクリックしてもらっても私には何のメリットもありませんが、面白い、というか怖いブログがけっこう多く、今まさにリアルタイムというブログも多いです。
面白いというのは語弊がありますが、経験者の私にはわかるんです。実体験から書かれたものなのか、適当に盛って書いているものなのかということが。
リアルな、しかもリアルタイムの実体験のブログは文章の巧拙に関係なく、ひしひしと恐怖が伝わってきます。
今の私は完済からまだ2年も経ってませんからうっかり借金をしてしまう心配はない、というか借り入れできない状態なんですが、そういうブログを読むことで忘れかけている借金の怖さを再確認しています。
子供の頃からだらしない性質でしたから、年月が経って借り入れできる状態になった時に自分がとりかねない行動が怖いんです。
だから、借金の怖さを忘れないようにするためにも、借金ブログの存在は貴重だと思っています。
ブログ村の方は、上で書いたような真に迫ったリアル感を感じる、私にとって貴重だと感じるブログは今は少なくなってしまっていますが、ブログランキングの方は今でもけっこう凄いですね。
そこにあるブログを見て感じることは、借金持ちの人を取り巻く環境はより厳しくなっているということです。
厳密に言うと厳しくなっているというか、何とか生活を維持していく抜け道みたいなものを塞がれている状態とも言えるので、一概に悪いこととは思いませんが。
要するに総量規制もあって、借りて返すの自転車操業を維持しづらくなっているんです。
それによって闇金に手を出す人が増えて社会問題になっているという声もありますが、自転車をこぎやすい状態だと「一生借金」という人も多くなってしまいますから、やっぱり一概に悪いこととは思えません。
私の場合は自転車がこげなくなった時点で弁護士事務所に駆け込んで命を救われました。
ものすごく悪い言い方ですけど、債務整理をやって、
合法的に踏み倒したと言っていいと思います。
借金350万が100万になり、しかも利息全カットですから。元本の分だけでも250万円合法踏み倒しです。
(実際には弁護士費用がかかりましたが、実は私の場合は過払い金がけっこうまとまった額取れたので、それでまかなってお釣りがきました。)
ドロ沼みたいな借金生活と、債務整理の成功、この両方の体験を持つ私は、もし縁があってこのブログを見てくれた人のうち、一人でも助かるならばと思って、債務整理を勧め続けています。
そして、今まさにリアルタイムな借金生活ブログを読んでみると、こうやって債務整理を勧め続けることも全くの無駄ではないと感じるんです。
だって、債務整理を、面倒くさいとか、カードが使えなくなるとか、費用がかかるとか、そういう
馬鹿げた理由で避けている人があまりに多いんですもの。
ほんと、言葉は悪いですが、合法踏み倒しみたいな債務整理を利用しない手はないと思っています。
私は早く債務整理をせずに13年もかけてしまったことを後悔してもしきれないんです。死ぬまで後悔してこの気持ちを持ち続けると思います。だから勧め続けるんです。